毎年恒例の臼での餅つきを行いました。重い杵を持ち上げて、「よいしょぉ、よいしょぉ~」の掛け声!に合わせ、餅をつく。餅つきのリズムもあり、なかなか大変な作業ですが、笑い声や掛け声で賑やかな時間となりました。
臼(うす)での餅つきは1週間前からの準備が必要になる事を皆さんはご存じですか?
臼は1週間前から水を張っていないと、臼の溝が膨張せず水を入れ替えしても餅が茶色くなってしまうそうです。今回は、臼の水張りができてなかったので失敗となってしまい、ついた餅は観賞用(鏡餅・団子刺し)として使用しました。
施設での餅の提供は、利用者様の身体状況等により年々難しくなってきています。今回は、餅は餅でも、のどに詰まることのない溶けやすい〘もちムース〙を使用しました。とっても美味しいと評判の良いもちです。皆で美味しく頂きました。
今年は、職員の家にある神楽も参加してくれました。家の床の間に神楽が飾ってある事も驚きでしたが、雄と雌1対揃ってる事にも驚きです。この大切な神楽をお借りして、苑に初めて獅子舞が登場しました!!餅つきに参加できなかった利用者様中心に獅子舞を披露し、かなりの好評でした。
伝統行事の団子刺しも作りました。これも職員が毎年枝ぶりも良い立派なみず木を持ってきてくれてます。このみず木に団子、鶴亀、鯛、米俵、恵比寿様、大判、小判の飾り付けをしました。
伝統行事、団子刺しや獅子舞に厄を払い清めて頂き、今年も良いお正月を過ごせました。